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おいがみ日和Blog

群馬きってのパワースポット!天狗の山寺「迦葉山(かしょうざん)」

旅行雑誌や観光ガイドで、
沼田エリアをめくると必ず出てくる、
「でっかい天狗(てんぐ)のお面があるお寺」。

気になったことがある方も多いのではないでしょうか。


↑これですこれ。顔の丈は6.5m、鼻の高さ2.8mとのこと。

お寺の名前は、
「迦葉山龍華院弥勒護国寺」(かしょうざん りゅうげいん みろくごこくじ)といいます。

848年の開創と伝えられる、由緒あるお寺です。
沼田駅からは車で約40分。
上州武尊山の山系に属し、スキー場やラベンダーパーク、ダム湖や湿原で有名な玉原高原の近くです。

東京の高尾山、栃木の古峯神社とあわせて関東三大天狗とされていますが、天狗さまの物理的な大きさと数ではダントツですね。

苦労して山奥に行くわりに、あまり時間をつぶせないので、
観光地としてはややマイナーな感じがありますが、
そのぶん信仰の地としての重みがずっしりと感じられます。

迦葉山には、「お借り面」というならわしがあり、
最初の年にお寺から天狗面を借りて帰り、
翌年、借りていたお面と門前のお店で買った新しいお面のふたつを納め、また別のお面を借りて帰る、
という独特なお参りのしかたになっています。

なのでお堂のなかは、天狗のお面でいっぱいです。

なお、毎年8月3~5日におこなわれる「沼田まつり」では、
座禅堂に安置されている大天狗面が、お神輿として担ぎ出されます。

お寺の奥より、迦葉山(標高1,322m)、玉原湿原へ向かう山道が出ています。
その途中、奥の院の裏には、和尚台と呼ばれる巨大な岩がそびえており、
鎖がついていて岩のてっぺんまで登れるようになっていますが、
登攀用具持参の岩登り経験者でなければ、挑戦は避けたほうがよさそうです。
まさに天狗になるための修行の地ですね!


ちなみに、われらが老神温泉にも、天狗さまが祀られています。
興味のある方は探してみてください!

迦葉山龍華院弥勒護国寺

沼田市上発知町445番地