おいがみ日和Blog
老神の植物 ~仲夏のアヤメ篇~
日が次第に強くなってまいりました(・_・;)
それに伴って老神でみられる花も増えてます!
そんな老神周辺で自生、または植えられている植物を紹介します。
こちらは紫翠亭の玄関を彩っている西洋十二単(じゅうにひとえ)というシソ科の植物です。
キランソウと非常に似ていますが、茎が立ち上がり花は穂状に咲くのが特徴です!
花の重なって咲くその姿から、宮中の礼装である十二単に見立てられてこの名がつきました( ..)φ
そしてこちらは山吹(やまぶき)です
上の左が八重咲き、右が一重咲きの山吹になります。
老神では晩春から仲夏にかけて良く見られる花で、老神を彩る大切な花です!
このほかにもシロバナヤマブキなどの種類もあります。
次は稚児百合(チゴユリ)です。
やや明るい林の中でよく見られる小さな花で、非常にかわいらしいです(*^_^*)
下から覗きこみながら撮りましたので中々撮るのに苦労しました。
そして左が菖蒲(あやめ)、右が去年紫翠亭の中庭で撮りました杜若(かきつばた)になります。
『いずれ菖蒲か杜若』という慣用句のようにこの二つの植物は見分けがつきにくいです(・_・;)
しかしこの慣用句のもう一つの意味である「優劣つけがたい」という様に、どちらも美しい花です!
見分け方は花の弁元に網目があるのが菖蒲、白い線が入ってるのが杜若になります(^O^)
昔は歌でよく詠まれており、理由としては菖蒲が力強く萌える植物で身につけると生命力を感受し、さらには邪気を払い去ると信じられたからだそうです。
これ以外にも歩いていれば多くの植物が見られますので旅館の外を散歩してみるのも楽しいかと思います。
以上、農業部の九ちゃんでした~(^O^)/